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宮崎県のブランド魚「ひむか本サバ」、タイへの輸出再開のお知らせ

食の海外流通プラットフォームを展開する株式会社epoc(本社:東京都港区、代表取締役 佐藤信之、以下 epoc)は、宮崎県のブランド魚「ひむか本サバ」のタイへの輸出を再開致しました 

当社は、本年6月18日発表の当社プレスリリースに記載の通り、本年6月18日より日本の水産品のタイ向け輸出および現地飲食店等への卸売販売を再開しておりましたが、「ひむか本サバ」については新型コロナウイルスの影響により停止していた国内の輸送便の再開を待って、本年7月9日出荷分より輸出再開となりました。

 

◆「ひむか本サバ」について

・「ひむか本サバ」とは

宮崎県北部に位置し、日向灘に面した延岡市北浦町で、「北浦養殖マサバ協業体」が養殖しているマサバのことを「ひむか本サバ」と呼んでいます。「市場で、より価値の高い魚を手掛けたい」という地元漁師の想いから誕生した宮崎のブランド魚です。サバは鮮度を保つのが難しく、生で食べることが貴重とされているため、「天然に負けない養殖の刺身用サバ」を作ることで、高級魚としての販売を目指し誕生いたしました。平成17年3月には県水産物ブランドの認証を受け、「そのまま食べるのが一番」と言われるほどの高級魚として全国的に高値で取引されています。

・「ひむか本サバ」の特徴

<地元漁師が試行錯誤して見つけた養殖方法>

鯖は、いけすの網や、サバ同士でぶつかることで、ウロコが剥がれ表皮に傷が付きやすいことや、夏場の水温の上昇に極端に弱く、養殖が難しい魚として知られています。

「ひむか本サバ」は、天然や人工孵化させた稚魚を無投薬で飼育し、400g以上のものを神経締めにして出荷しています。「天然に負けない」味を目指し、鯖の養殖開始から長い年月をかけてをかけて見出した養殖方法です。

<出荷方法を工夫して新鮮なままお届け>

出荷の1週間前からエサを与えず、胃の中を空にすることで、臭みをとり、肉質の向上に努めています。また、迅速な出荷を可能にするために、「油圧式ユニッククレーン」の設置や出荷調整を図り毎日の出荷体制を構築する等、より新鮮なサバをお届けできるよう工夫をしています。その他、大学や県の協力を得て、出荷過程で鮮度低下を遅らせるための研究にも取り組んでいます。

<農林水産祭中央審査委員会水産部部門の内閣総理大臣賞を受賞>

「ひむか本サバ」を養殖する「北浦養殖マサバ協業体」は、農林水産業で最高位のコンクールとされる第47回農林水産祭水産の部で、内閣総理大臣賞を受賞しています。「ひむか本サバ」は北浦養殖マサバ協業体」の漁師が長年かけて生み出した宮崎のブランド魚です。年間を通して脂のノリと味が安定しており、「そのまま食べるのが一番」と言われるほど、旨みの詰まった刺身が味わうことができます。

 

今後も「ひむか本サバ」のみならず、新たな地域産品の開拓を推し進め、輸出拡大に努めてまいります。
以上